
「コーヒーを始めてみたいけど、どの豆を選べばいいのか分からない…」😕
「淹れ方が何通もあって、何が正しいか全然判断できない….」💦
「とりあえず道具を買ってみたけど、レシピ通りに淹れても全然美味しくない…」😭
そんな風に、コーヒーを“これから楽しみたい”と思っているのに、最初の一歩でつまずいていませんか?
情報があふれている今の時代、ネットにはたくさんの知識やレシピが載っています。
けれど、初心者にとっては「結局どれを選べばいいの?」と余計に迷ってしまうこともありますよね。
そこで!この記事では、「コーヒー初心者が最初にやるべきこと=好み探し」に焦点を当て、私自身が独学で2年間、試行錯誤しながら見つけた“等身大の始め方”をまとめました!
最後まで読んでいただければ、無理なくコーヒーを始める手順が分かるはずです。
「私でもできたから、きっとあなたも大丈夫!」。ぜひ参考にしてみてください。
目次
- コーヒー初心者が陥りやすい失敗|まずは好み探しからするべし
- 「好みのコーヒー探し」を先にすべき理由
- コーヒー初心者向け:好みの味を見つける3ステップ
- コーヒー初心者向け:おすすめの豆と選び方(タイプ別)
- コーヒー初心者向け:最小道具と淹れ方の基本
- コーヒー初心者向け:淹れ方の基本
- まとめ:まずは“好み探し”→淹れ方と道具を必要最小に最適化
1.コーヒー初心者が陥りやすい失敗|まずは好み探しからするべし
コーヒーを始めたばかりの人が最初やりがちなことは、大きく分けて3つあります。
- ①いきなり道具を買い揃える
- ②とりあえずおすすめされた豆を購入してみる
- ③実際に自分でいれてみたら美味しくなかった
一つずつ解説しますね。
①いきなり道具を買い揃える

情報やレビューを見て「あれもこれも必要」と感じ、最初から高価な器具を一式揃えがち。結果、使いこなせず放置されるリスクが高まります。
②とりあえずおすすめされた豆を購入してしまう

店員やSNSで人気の豆を買えば間違いない、と思ってしまいますが、味の好みは個人差が大きいため失敗しやすいです。
③実際に自分で淹れてみたら、思ったより“美味しくない”と感じて諦めてしまう

コーヒーを自分で淹れるのを諦めてしまう大きな原因の1つです。
「美味しいコーヒー」の基準は人それぞれ違うので、他人が美味しいと思える豆や、レシピをそのまま真似しても、それがあなたの”美味しい”とは限りません。
2.「好みのコーヒー探し」を先にすべき理由
実は、多くの初心者が挫折してしまう原因は、そもそも 「あなた自身の“美味しい”がまだ明確になっていない」 ことにあります。そのため、コーヒーを手軽に、楽しく続ける第一歩は、「あなたが本当に美味しいと感じる味」を先に見つけることです。
味覚は完全に主観的なものです。自分に合う味がわからないまま、他人のおすすめ豆や人気レシピをそのまま試しても、「なんか違う…」「失敗した…」と感じやすくなります。
特に初心者ほど「カフェの味=正解」と捉えがちですが、まずは自分が自然に「これ好き」と感じる一杯を見つけることこそ、コーヒーを楽しむ鍵です。「好み探し」できちんと基準を決めることで、豆選びや淹れ方が明確になり、試行錯誤が楽になります。
具体的に楽になることは主に3つあります。
1。豆選びが楽に:
「豆が多すぎて失敗しない豆選びをするにはどうすれば…」がなくなり、「フルーティーな味わいが好きならエチオピア浅煎り、チョコのような甘みが好きならブラジル中深煎り」など、好みが分かれば選択肢をすぐ絞れます。
2。淹れ方が楽に:
「酸味を活かすなら90℃前後でゆっくり抽出、苦味を引き立てたいなら95℃で短時間」など、調整ポイントが明確になります。
3。学び方が楽に:
「自分は酸味好きと分かっているから、次は同じ浅煎りでも産地を変えて比較する」など、学びの方向性が自然に決まります
つまり、「自分の美味しい基準」を先に決めることで、豆選びも、淹れ方も、学び方も迷いが減り、コーヒーを楽しむハードルがぐっと下がります。この基準があるかないかで、コーヒー体験の続けやすさは大きく変わります。
次は、その基準となる“好み”を見つけるための3ステップを紹介します。
3.コーヒー初心者向け:好みの味を見つける3ステップ
ここでは、その基準となる“好み”を見つけるために、3ステップを紹介します。
まず結論からいいます。
- ステップ1:カフェでいろんな種類を飲み比べる
- ステップ2:市販の少量セットを試す
- ステップ3:気に入ったタイプをメモする
一つずつ解説しますね。
ステップ1:カフェでいろんな種類を飲み比べる
初心者がもっとも手軽に好みを探す方法は、カフェで数種類のコーヒーを飲み比べることです。とくにスペシャルティコーヒーを扱うカフェなら、「浅煎り」「中煎り」「深煎り」といったタイプを注文できる場合が多く、味の違いを体感できます。
酸味が強いタイプ、苦味が際立つタイプ、バランス型などを並べて比較すると、自分の舌がどの方向を好むのかがわかりやすいでしょう。さらに、「飲み比べて自分の好みを見つけたい」と目的を伝えれば、バリスタがおすすめを教えてくれることもあり、味わいの特徴を直接学べるチャンスになります。実際、私自身もこの方法で自分の好みの味を見つけました。
ステップ2:市販の少量セットを試す
スーパーや通販では、数種類が少しずつ入った「お試しセット」があります。いきなり1kg買わずに、小分けで味比べするのがおすすめです。私のおすすめは、スペシャルティサブコーヒーです🔽
https://postcoffee.co/subscription/getstarted/
ステップ3:気に入ったタイプをメモする
「フルーティ」「ビター」「香ばしい」など、自分が美味しいと思った豆たちには、必ず共通の特徴があるはずです。メモしておきましょう。次の豆選びが格段に楽になります。実際、私もこの方法で好みを掴みました。
お好みのコーヒーのタイプがわかったら、次は「コーヒー豆の選び方」を紹介します。
4. コーヒー初心者向け:おすすめの豆と選び方(タイプ別)
ここでは、好みのコーヒーを淹れるための「失敗しない豆選び」、「豆の焙煎度ごとの味の違い」を紹介します。
初心者はまず「焙煎度(浅煎り〜深煎り)」を基準に選ぶと分かりやすいです。
なぜなら、焙煎度が味の方向性(酸味〜酸と苦の中間〜苦味)に直結し、体感差が大きく、最も直感的に選びやすいからです。
以下、3つの焙煎度ごとの味と特徴を紹介します。
・ 浅煎り系
おすすめな人:フルーティーな酸味が好きな人、苦いコーヒーを飲めない人
味のイメージ:明るく爽やかな酸味が主体。豆本来のフルーティーで華やかな香りが際立つ。花や果実(レモン・オレンジ・ベリーなど)を想わせます。
印象:軽やかで透明感があり、紅茶やフルーツティーに近い飲み心地。後味もクリーンで軽快。
・中煎り系
おすすめな人:酸味によりすぎず、苦味によりすぎず、バランス重視したい人
味のイメージ:酸味・甘味・苦味がバランスよく調和。ナッツやキャラメル、焼き菓子を思わせる香ばしい風味も感じられる。
印象:マイルドで飲みやすく、香り豊か。甘さを伴った丸みのある後味。日常使いに最適な汎用性の高い焙煎度。
・深煎り系
おすすめな人:苦味が欲しい人 、ミルクを入れてラテにして飲みたい人
味のイメージ:苦味とコクが強く、カラメル、チョコレート、ローストナッツのような甘香ばしさが押し出される。表面のオイル感も特徴的。力強く重厚な味わいで、エスプレッソ・カフェラテなどミルクとの相性も抜群。余韻の豊かさが魅力。
一般的に、豆は少なくても100g包装のものがほとんどなので、それでも多いなあと感じた場合は、たくさんの種類を少量で飲めるスペシャルティサブスクコーヒーをおすすめします🔽
https://postcoffee.co/subscription/getstarted/
5. コーヒー初心者向け:最小道具
ちょっとこだわりたい初心者へおすすめする最小道具を4つ紹介します。

1。コーヒードリッパー
上からお湯を注いで、コーヒーを抽出するための器具です。
手動でお湯の温度や注ぎ方を調整できるため、抽出のコントロール性が高く、自分好みの味を追求できます。
おすすめなドリッパー:
HARIO(ハリオ) ガラスコーヒーメーカー Glass Coffee Maker 実用400ml ホワイト ドリッパー デカンタセット バンド付き S-GCM-40-W

おすすめなポイント:
– ペーパーレスで経済的&エコ:面倒な紙フィルター取り替えが不要なため、ランニングコストが低く環境にもやさしい。
– ドリッパーとコーヒーを受ける容器が一体となったため、洗い物が減り、手軽にハンドドリップコーヒーが楽しめる。
– コンパクト&美しいデザイン:シンプルかつ洗練されたデザインで、置くだけで絵になる。実用容量400 mlもあり、二人分のコーヒーが余裕で入る。
2。スケール
コーヒーの抽出量と時間を計測するための道具です。
おすすめなスケール:
HARIO(ハリオ) V60ドリップスケール ブラック コーヒースケール 計量 プレゼント ギフト 贈り物 VSTN-2000B

おすすめなポイント:
・重さと時間の同時測定:抽出量(重さ)と抽出時間(タイマー)を同時に計測でき、安定した味を作りやすい。
・電池式で電池持ち良好:USBではなく乾電池(単4×2)方式で
・十分な測定範囲:最小0.1 g単位、最大2000 gまで対応。
・シンプル&コスパ良し:必要な機能は揃っており、操作も簡単。
3。コーヒーミル
コーヒー豆をきれいに粉に挽くための手挽きミル。
おすすめなコーヒーミル:
HARIO(ハリオ) V60 メタルコーヒーミル コーヒー豆17g シルバー 日本製 O-VMM-1-HSV

おすすめポイント:
- 特にアウトドアや少量の抽出に最適。
- セラミック刃使用:錆びにくい
- ハンドル収納可&携帯性◎:コンパクトかつ収納性が高く、持ち運びに便利。
- 臼が洗える衛生設計:分解して洗えるため、お手入れしやすい。
- 適量設計:一度に挽ける容量は約17 g(1〜2杯分程度)。
- アウトドア向けシリーズの一部:耐久性・携帯性を重視したHARIOのアウトドアシリーズ。外でも使える
4.ケトル
お湯を安定的に注ぐための道具です。
おすすめなケトル:
エペイオス(Epeios) 電気ケトル コーヒー 1°C単位の精密調節 ドリップ コーヒーポット 細口ドリップ LED表示パネル 電気ポット ドリップ ポット コンパクト0.9L 1040W

おすすめポイント
- 1°C単位の精密温度調節可能:温度を38℃から100℃まで1℃刻みで設定できます。抽出温度を細かく調整したい初心者にも、味の変化をじっくり楽しみたい中級者にもぴったりです
- 90°注ぎ口で安定した湯量・速度:細口の注ぎ口設計により、湯量と速度のコントロールが簡単。注ぎムラを抑え、ドリップ初心者でも均一な抽出が可能になります。
- 約70秒で沸騰する高出力(1040W):一杯分(約140ml)のお湯が短時間で沸き、急いでいるときでもすぐに淹れられます
- 安心のステンレス素材:内部がステンレス製でさびにくく、有害物質の溶出も少ない設計。耐久性が高く、長く愛用できます。
- LED表示パネルで操作が直感的:温度や設定をLED画面で見やすく表示。タイマーやメモリー機能(設定記憶機能)を備えており、使いやすさも◎
- 人間工学に基づくハンドル設計:持ち手が腕や手首への負担を軽減するデザイン。自然な注ぎ姿勢がとれるので、長時間でも疲れにくい。
道具を揃えたら、次は、最低限で美味しい共通レシピ(万能ベース)について解説します。
6. コーヒー初心者向け:淹れ方の基本→これさえれおさえておけば良い
初心者が最初よくつまづいてしまうのは「レシピはたくさんがあり、どれが正解かわからない」「細かい数値ルールを覚えなきゃいけないのは大変」な所です。私自身も最初は同じように思っていました。
コーヒーを淹れるとき、いきなり完璧を目指す必要はありません。まずは基本のドリップレシピを一つ決めて、安定して淹れられるようになることが大切です。その上で、温度や注ぐ秒数などを少しずつ調整していけば、味の変化を楽しめます。
ここでは、私が最初からずっと練習していた、個人的にお気に入りの1レシピを紹介します。
挽き目:中細挽き
コーヒー粉:お湯の比率 1 : 15(粉15gに対してお湯225g)
湯温:92℃(沸騰後30秒ほど置く)
ブルーミング:お湯30〜40g → 30〜45秒蒸らし
注ぎ回数:3回に分けてゆっくり
- 1回目:蒸らし
- 2回目:全体に円を描くように注ぎ、半分まで
- 3回目:残りを注いで合計225gに
🕰️抽出時間:3分前後
☕️完成量:約200ml
このシンプルなレシピは、自分も愛用しており、どの焙煎度(浅煎り〜深煎り)にも幅広く適用できます。あとは好みに合わせて「湯温」「挽き目」「注ぎ回数」で微調整して、変化を楽しんでみてください。簡単でしょう?
7.まとめ
まずは“コーヒーの好み探し”から始めよう
本記事をまとめると、コーヒー初心者が挫折しやすい原因は、大きく3つあります。
- コーヒー器具を買いすぎて使いこなせない
- 他人のおすすめだけでコーヒー豆を選んでしまう
- 自分でコーヒーを淹れて「美味しくない」と感じて諦めてしまう
その解決のカギは 「自分が美味しいと感じるコーヒー=好み」を先に見つけること です。
- カフェで飲み比べ → 少量セットを試す → 好みをメモ、この3ステップで自分の基準を作りましょう。
- コーヒー豆はまず焙煎度(浅煎り・中煎り・深煎り)でざっくり選ぶのが分かりやすい。
- コーヒー器具は必要最小限(ドリッパー・スケール・ミル・ケトル)があれば十分。
紹介した商品をもう一度見る - コーヒーレシピは粉:湯=1:15、湯温93℃、抽出時間2:30〜3:30分 が万能のベース。
まずは“コーヒーの好み探し”から。そこさえ見つかれば、道具や淹れ方は自然とあなたの味方になります。
「独学の私でもできたから、きっとあなたも大丈夫!」。今日から気軽に、自分だけのコーヒーを楽しんでみましょう。
誰かの基準ではなく、自分の“美味しいコーヒー”を見つけることから始めてください。